きせつのはるにたんぼのＴＡ

結局こちらの無知＆不手際とはいえ、心強い味方であるはずのウイルス対策ソフトの餌食となったパソコンは、私ごときにナントカできるはずもなく、週末、パソコン修理専門業者にお願いをして出張してもらったのですが、治せないとは言わないものの、治るかどうか、それがいつになることやら検討もつかないとのことで、入院させて治療費の心配をしながら、いつまでも決算を先延ばしにすることもできず、諦めることにしました。

こちらの事情に同情してくれたのか、「パソコンがなければ困るでしょ？」と、ちょっと古いノートパソコンを格安で譲っていただけることになり、私の会社のパソコンの中で、最も新しいパソコン君が仲間に加わることになりました。

今までと比べれば、画面もキレイで、スペックもはるかに高い新入り君を、会計用にする必要もなく、どうせ決算をやり直すとなれば、今までウインドウズユーザーのお客さまとのやり取りや、ブログ用に使っていたメイン機を会計用にしちゃうことにしました。
しかし、２０年以上もの間、大きなトラブルや故障もなく、仕事用として使い続けているマッキントッシュが現役で活躍している一方で、トラブルだらけのウインドウズが支持されている理由がやっぱりわかりません。
業者さんから譲っていただいたウインドウズパソコンも、実はお客さまから持ち込まれた修理品だったようですが、ＯＳが新しくなる時期と重なり、結果的に治さないままお客さまは新機種の購入を決めたとか。
故障品を修理し、現在は修理中のお客さまへの貸し出し用などとして使っているパソコンなのだそうです。

確かにパソコンが普及し始めた頃に比べれば、はるかにお求めやすくなりましたし、ムスメたちが通販で購入したパソコンも、スキャナからプリンター、立派で便利なデジカメまでついて１０万円程度だったことを考えると、決して安くない修理費用を払って古い？パソコンを使うよりは、最新型を快適に使いたくなるキモチもわかります。
ウイルスの脅威におびえ、尚且つトラブルの多いウインドウズなのに、次々と新機種が発売され、その度にケータイを変えるような感覚でパソコンを買ってくれる人達のおかげで商売が成り立っていると業者さんは言います。

これだけのウインドウズの普及率があるからこそ、マッキントッシュはウイルスの脅威から逃れられているとも言っていました。
圧倒的なシェアを獲得しながら、不具合だらけで未完成のパソコンやＯＳが、不良品ではなく、商品として販売されている現実に理不尽さを感じているのは私だけなのでしょうか。。。
冷蔵庫が時々止まってしまったり、エアコンが設定温度と違う動きをすれば修理の対象になったり、返品だってできます。
保証期間内であれば無料で最善の結果に結びつくことだってあります。

しかし、パソコンだけは「不具合を修正しました」と、更新を促すメッセージによるアップグレードに慣れてしまった感もぬぐえませんが、更新作業はマイクロソフト社がやってくれるわけではなく、ユーザーに任されています。
ホントに不思議で奇妙な世界だと思います。
一度、ビルゲイツ氏と釜平あたりで本音を聞きながら呑みたいという夢はあきらめていませんが、その時はオゴらせていただくつもりでしたが、割り勘決定です。

パソコンを丸ごと更新し、さぁ、これで決算処理が再スタートできる！と思った矢先、ムスメ２号が友達の運転するクルマで事故に巻き込まれ、病院に担ぎ込まれてしまいました。
大きな事故だったと聞く割には、幸いカスリキズ程度で大事には至らなかったようですが、完全に無事が認められるまで念のために入院しています。
本人は至って元気で、点滴クンにつながれたまま暇をもてあましている様子でしたが、こちらの入院はどうやら短い見込みです。