2013年11月15日
アソコはお好き?
日頃から公私に渡りたいへんお世話になっている大先輩から、「釜平にいるから出て来いよ」と声をかけていただきました。
先日見てきたリニア中央新幹線の話しや、巨人が勝てなかったことを喜び、久々に奥様から長時間の説教を食らったと、いつものように盛り上がっていると、来る1月に成人式を迎えるムスメ2号のお祝いをさせて欲しいと、とてもありがたい申し出をしていただきました。
しかし、私自身が可愛がっていただいていることは充分過ぎるほど理解も感謝もしているものの、ムスメにまでとなると親戚でもない大先輩からの申し出はビミョーです。
いつでも誰かのコトを心配し、気にかけている大先輩のお人柄は、本当に尊敬していますし、繊細なほどの優しさは時に感動するほどで、日々勉強させていただいております。
その優しさを勘違い?(利用?)して、積極的に恩恵を受けようとする人がいるのはタマにキズですが、知ってか知らずか先輩はご自身のポリシーを貫いています。
「花束がイイかなぁ。。。。」
「ムラちゃんチのケーキとかじゃさみしいよな?」
「好きなブランドはナンだ?」
「着物は振り袖か?もぉ買っちゃったのか?」
話しはふくらみ、どんどん私の許容範囲を越えていきます。
ムスメのコトまで気にかけてくれることはたいへんありがたいことですが、謙虚とか、遠慮とかじゃなく、ひとそれぞれの「常識の範囲」というものがあるとすれば、私の常識はもっともっと小さいものです。
今にも呉服屋に行きそうな展開に「そういうわけにはいきません」と丁重にお断りしていると、「せっかくのお祝いなんだからアソコに行こう!」とまさかの展開。
「アソコ」は料理が一人当り2万円もする豪壮な日本建築で名高い旅館で、「ママちゃんも連れてくか?」と言い出せば、合計8万円もの散財をさせることになってしまいます。
「とんでもないっ!」
こういう話しに飛びつく人がいるんでしょうか。
先輩が私を抱きたがっているのなら、これまでの御愛顧に感謝し覚悟も決めてみますが、私のムスメにソコまでしていただく理由は見つかりません。
「いや~それほどの料理の味もわからないでしょうし、ムスメがバカになります」
先輩のコトですから、料亭に手ぶらで行くことはなく、きっと座敷の片隅には見たこともない高級な紙袋が用意されるのかも知れません。
「そぉか~。。。じゃぁ、あのホテルにしよぉ!アソコならタクシーで行けるからみんなで呑めるし!」
やっぱり先輩は私を抱きたいのかも知れませんが、「あのホテル」は昨年リニューアルオープンしたばかりの名高いホテル。
老舗ホテルの名誉のためにも私達が足を踏み入れるべきではない名門ホテルです。
「ムリムリムリムリ!」
2万円が高すぎるなら1万円ならイイだろ?と言わんばかりのご提案に「それならいいか。」と言いそうになりますが、やっぱりムリです。
「もしどぉしても食事と言うのであれば、先輩は知らないかも知れないですけど、オモシロイ寿司屋に連れてってもらえませんか?マグロみたいなマグロや、スズキみたいなスズキが食べられる完全に虚偽表示している寿司屋なんですが、なんと目の前に自動的に回ってくるんですよ。アソコならムスメも喜びます!」
私の股間をチラチラ見ているように見える先輩は「ホテルは予約しないとイケナイから行ける日を決めておけよ!」と言い残し「お先に!」と店を出ていきました。
困惑する私にカアサンが「ハルチャンさぁ、マジメ過ぎるんじゃないの?アソコまで言ってくれてんだから、ありがたく乗っかっちゃえばいいじゃん!なにがダメなのよ?」
「常識だろ!」
帰宅し、ありがたいやら困っちゃうやら、モヤモヤしながらムスメたちには何も言えずに布団に潜り込みました。
冷たい布団にアソコも縮み気味な夜でした。
先日見てきたリニア中央新幹線の話しや、巨人が勝てなかったことを喜び、久々に奥様から長時間の説教を食らったと、いつものように盛り上がっていると、来る1月に成人式を迎えるムスメ2号のお祝いをさせて欲しいと、とてもありがたい申し出をしていただきました。
しかし、私自身が可愛がっていただいていることは充分過ぎるほど理解も感謝もしているものの、ムスメにまでとなると親戚でもない大先輩からの申し出はビミョーです。
いつでも誰かのコトを心配し、気にかけている大先輩のお人柄は、本当に尊敬していますし、繊細なほどの優しさは時に感動するほどで、日々勉強させていただいております。
その優しさを勘違い?(利用?)して、積極的に恩恵を受けようとする人がいるのはタマにキズですが、知ってか知らずか先輩はご自身のポリシーを貫いています。
「花束がイイかなぁ。。。。」
「ムラちゃんチのケーキとかじゃさみしいよな?」
「好きなブランドはナンだ?」
「着物は振り袖か?もぉ買っちゃったのか?」
話しはふくらみ、どんどん私の許容範囲を越えていきます。
ムスメのコトまで気にかけてくれることはたいへんありがたいことですが、謙虚とか、遠慮とかじゃなく、ひとそれぞれの「常識の範囲」というものがあるとすれば、私の常識はもっともっと小さいものです。
今にも呉服屋に行きそうな展開に「そういうわけにはいきません」と丁重にお断りしていると、「せっかくのお祝いなんだからアソコに行こう!」とまさかの展開。
「アソコ」は料理が一人当り2万円もする豪壮な日本建築で名高い旅館で、「ママちゃんも連れてくか?」と言い出せば、合計8万円もの散財をさせることになってしまいます。
「とんでもないっ!」
こういう話しに飛びつく人がいるんでしょうか。
先輩が私を抱きたがっているのなら、これまでの御愛顧に感謝し覚悟も決めてみますが、私のムスメにソコまでしていただく理由は見つかりません。
「いや~それほどの料理の味もわからないでしょうし、ムスメがバカになります」
先輩のコトですから、料亭に手ぶらで行くことはなく、きっと座敷の片隅には見たこともない高級な紙袋が用意されるのかも知れません。
「そぉか~。。。じゃぁ、あのホテルにしよぉ!アソコならタクシーで行けるからみんなで呑めるし!」
やっぱり先輩は私を抱きたいのかも知れませんが、「あのホテル」は昨年リニューアルオープンしたばかりの名高いホテル。
老舗ホテルの名誉のためにも私達が足を踏み入れるべきではない名門ホテルです。
「ムリムリムリムリ!」
2万円が高すぎるなら1万円ならイイだろ?と言わんばかりのご提案に「それならいいか。」と言いそうになりますが、やっぱりムリです。
「もしどぉしても食事と言うのであれば、先輩は知らないかも知れないですけど、オモシロイ寿司屋に連れてってもらえませんか?マグロみたいなマグロや、スズキみたいなスズキが食べられる完全に虚偽表示している寿司屋なんですが、なんと目の前に自動的に回ってくるんですよ。アソコならムスメも喜びます!」
私の股間をチラチラ見ているように見える先輩は「ホテルは予約しないとイケナイから行ける日を決めておけよ!」と言い残し「お先に!」と店を出ていきました。
困惑する私にカアサンが「ハルチャンさぁ、マジメ過ぎるんじゃないの?アソコまで言ってくれてんだから、ありがたく乗っかっちゃえばいいじゃん!なにがダメなのよ?」
「常識だろ!」
帰宅し、ありがたいやら困っちゃうやら、モヤモヤしながらムスメたちには何も言えずに布団に潜り込みました。
冷たい布団にアソコも縮み気味な夜でした。
Posted by Nori at 11:13│Comments(0)
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