2012年12月23日

サンタはオトコ?

サンタはオトコ?山下達郎のクリスマスソングを聞く度に、「兄は夜更け過ぎにユキエに変わるだろう」と、どうしてもニューハーフの歌に聞こえてしまうこの時期ですが、クリスマス寒波に包まれたと言う割には、過日のような寒さではなく、騒がれたマヤ暦の影響もなく、おだやかな静岡です。
町の中も原付きに乗ったサンタクロースがピザやお寿司を運ぶ姿も見られ、クリスマスイヴイヴに華を添えています。
一節によると1500歳ほどだと言われるサンタクロースですが、大きなカラダに白ヒゲをタクワえ、例の衣装でトナカイに引かせたソリで子どもたちにプレゼントを配る見事な設定に、なにひとつ疑うことなくイベントを楽しんでいます。

サンタはオトコ?そもそもは、貧しい家がムスメを売らなければならないピンチを知ったお金持ちが、深夜にこっそり煙突に金貨を投げ入れたら、そこに吊るしてあった靴下の中に入り、難を逃れたなんて始まりだったようですが、日本のネズミ小僧がワルイ人から盗んだオカネを配った伝説のように、サンタには窃盗犯の肩書きはつけられていません。
国によってはアノ衣装の色やカタチも違ったりするようです。
今風に言えば、「財源なきバラマキ」ながら、1500年もの間、決して誰かを裏切ることなく、絶大な支持を受けているヒーロー中のヒーローと言えます。

サンタはオトコ?実際には、恋人やお父さんが言われなき代役を引き受けているわけですが、多くの人達がサンタ伝説を否定することなく、宗教絡みのイベントでありながらハロウィンなんかとともに根付いてしまいました。
私たちが過ごしてきたクリスマスでは、何ヶ月も前から高級ホテルを予約し、当日は仕事もソコソコに、彼女と会う時間より早くチェックインし、ホテルにシャンパンを冷やさせ、部屋にはクリスマスツリーを持ち込んで、それっぽく飾り付けナンカをして「聖なる夜」ならぬ「性なる夜」を演出した時代もありました。

サンタはオトコ?静岡には、日本中の誰もが知る聞き覚えのあるような有名ホテルはありませんが、フラチなヤカラによって駅前の大型ホテルが埋め尽くされていたことは言うまでもありません。
紙製の三角帽にヒゲメガネをかけ、ネクタイをハチマキにクラッカーを鳴らしまくって騒いだ光景は現存しているのでしょうか。
私の周辺のステキな独身女性たちも、今さら聖夜に一人でいることを焦る歳頃でもなく、ギラギラした熱烈なお誘いにも「ヤな人と一緒にいるくらいなら一人でいた方がイイ」と、「クリボッチ(クリスマスにひとりぼっち)」を決め込んでいるようです。

祝日ながら月曜日と重なった今年の聖夜は、73歳が経営する「釜平」も定休日ですし、草薙の「達磨」もいつも通りなら定休日と重なっています。
年末だし、ラストスパートで「達磨」は営業するかも知れませんので、お心当たりの方は確認した方がイイかも知れません。

ハブリのイイ話しはほとんど聞こえて来ないクリスマス。
サンタはオトコ?
恋人たちは想い出に残るクリスマスにすることができるのでしょうか。。。
とはいえ、普段、酒もタバコもやらない若者たちがココぞ!とばかりに町に繰り出す夜のようで、禁酒令が出てたり、インスリンの世話になっているオッさんたちが、「明日はドコで呑もうか?」と連絡を密に取り合っているイヴイヴの午後です。
サンタはオトコ?
「サンタがオトコだって、どうして言い切れるんだい?」

「オンナなら毎年同じ服を着ないからさ!」

メリークリスマス! 





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Posted by Nori at 16:58│Comments(0)独り言
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