2012年11月03日
ティッシュ

店頭には売る気マンマンの商品が並び、その中には仕入過ぎちゃったアースジェットや蚊とリ系の季節商品も積まれていました。
効果が劇的に変わることさえなければ、来年用に買っておこうかと思われるほど安くなっているかどうかはわかりませんが、新製品を出し続けることが義務となっているメーカー側は当然来年夏にはパッケージを変えたり増量したり、新商品をぶつけてくるはずですから、ドラッグストア側としても売り切りたいはずです。

そんな山の中に、5箱で158円のボックスティッシュを発見しました。
さすがに「お一人さま1パック」の制限付きではありましたが、不況絡みのデフレに感謝しつつ、そのままレジに直行し、支払いを済ませました。
こんな値段で販売して一体利益はどのくらいあるのか?とナンカ申し訳ないようなキモチになりました。
それでもチョット得した気分でオフィスに持ち帰り、なにげに現在使用中の最後のボックスティッシュに目をやると、ナンカ変です。
「アラ?」と隣に置いて比べてみると、買ってきたティッシュはどうやらひと回りサイズが小さいようです。

実際に使ってみると、確かにお安い分の肌触りですし、少々薄めに感じますが、小さくて使いにくいわけでもなく、ちゃんと目的は達成できそうです。
しかし、この固さでは花粉症や鼻炎の方にはオススメできなさそうです。
決してヨレヨレになることのない使い終わった箱を分解しながら、折畳んで捨てることを考えれば、ティッシュの柔らかさはそのままに、詰め替え用のティッシュにして、箱代分安くすることはできないのかと考えてみたりしています。
先日購入したトイレットペーパーは12ロール入りで198円でした。

ウォシュレットなどの「世界に誇る機器」の普及で、キレイに洗い落とし過ぎて、人間の雑菌に対する抵抗力が衰えたなんて話しも聞きますから、もしかしたらこのくらい鍛え上げるトイレットペーパーの方がいいのかも知れませんが、たぶん次回は優しいタッチのモノを選ぶはずです。それとも使い終わる頃には慣れてしまうんでしょうか。。。

ボックスティッシュのようにサイズを小さくすることは危険すぎるので、やはり紙の質を落とすしかないのかもしれませんが、柔らかい部分にも限界があるわけで、この固さで商品化した企業や工場長のオシリにまつわるお話しをお聞きしてみたいと思いました。

私の友人の中には節約の度が過ぎて、トイレットペーパーのミシン目3列分を1回の最大使用量と家族に言い聞かせ、徹底している人もいますので、その家族の一生の使用量も気になりますが、ティッシュもトイレットペーパーもゴミになる運命を背負って生まれたとはいえ、世界中規模ではものすごい量を消費していることになります。
そう考えると一般的に300円台で売られているトイレットパーパーも決して安くないと感じます。
多少粗悪感があっても安いことの方が受け入れられる時代になってしまったと感じる今日この頃ですが、ティッシュの柔らかさにしろ、白さにしろ必要以上の機能に慣れてしまい、いざ使ってみると固いだの黒いだのと、ウソかホントかヒモをまたいで行ったり来たりしていた時代があったとすれば、私たちは極端に贅沢になってしまったのかも知れません。
Posted by Nori at 16:17│Comments(0)
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