2014年09月27日

日本の文化

日本の文化キミがいなければただの寂しがり屋さ・・・

私が吉川晃司ならたまたま隣に座った素敵な女性に「ご職業は・・・?」と聞かれたら一度は言ってみたいセリフですが、そういうウツワでもなければ私の行く居酒屋では間違いなく爆笑された挙げ句、「さ、さ、呑んで!」と軽くあしらわれてしまいそうなので、「通りすがりのチリメン問屋・・・」と答えるようにしています。
そんな居酒屋ですから、ラブロマンスも生まれそうにないのですが、最近のテレビの影響からなのか、世の中は空前の不倫ブームとか。。。ラブロマンスのニオイはしています。

日本の文化「チッキショー!こんな時に限って自由になるカネがない!」

据え膳食わぬは男の恥・・・と、目の前のご馳走を見ているだけなら言葉通り「オトコの恥」なんでしょうが、残念ながら私には際限のない好奇心がある一方で、大いなる理性と、何より喜ばせるチカラがないせいで、この釣り堀に出入りすることもできそうもありません。

友人の中には、「女房の不倫が発覚し、離婚調停中だ」と小さな子どもを手元に置き、定時を待って弁護士の元へ通うヤカラや、そのブームを満喫するあまり、その歳になって盲目となり私達がヒヤヒヤしてしまう場面もないわけではありません。
今更この私が、「不倫なんて・・・」と正論のようなことをブって言う立場ではありませんが、明らかにソレと見える同世代のオッさんや、おばちゃん達が人目もはばからずイチャイチャと振る舞えるほど日本は開放されたのかと最近思うようになりました。

日本の文化つい先日も久しぶりに訪れた居酒屋で、どう見てもご夫婦には見えないお二人の横に座ってしまいました。
私の隣が女性でした。
私よりも男性は少し年上に見え、女性は少し若く見えました。
お二人はまっすぐなカウンターに多少逆らい、かなりくっついてお互いに向き合うように座っていました。
聞き取れはしないものの話し声は聞こえてきます。
まぁ、そうは言っても視界には入っちゃうワケで、お二人は顔の前で指を立てたり、胸のあたりで手を交差させたり、独特の身ぶり手振りは「手話」に見えました。

どちらかが耳が聞こえにくいのか、はたまたお二人とも・・・?

日本の文化そうなると、私のデビルイヤーがフルパワーになり、緯度経度を合わせれば感度もバッチリです。
お二人の耳はとても健康な状態で、手話に見えたやり取りは外人並みのボディランゲージだったことも判明し、会話の主旨は要するに男性が女性を口説いているようでした。

ノラリクラリとカワサレテいることに気付けない男性は、女性が気に入ったらしいジョークを何度も繰り返し、女性のモモあたりで手を握りながら、セクシーな第2ステージを懇願しているようにも見える状態になったところで、男性はトイレへ。
日本の文化困惑気味に私の方を女性は見ますが、デビルマンが登場するほど危険な状態とは言えず、「お嬢さん、ハナオが・・・」と言うことはできますが、素敵なハイヒールではきっかけもありません。

大人同志がやっていることでしょうから言うことはナニもないのですが、自身が古い人間なのか、「いやいや、もうちょっと暗い場所をお選びになった方がいいのでは。。。」と感じるほど、当人達は堂々とされています。

日本の文化そういった状況を肯定も否定もしませんが、「悪いウワサが聞こえるぞ」と幼馴染みに注意を促せば、「彼氏」とウワサされるご本人を私のオフィスに連れてきて、「あくまでもビジネスパートナーなの♥」と、妙な弁明を繰り出し、その一方で、彼氏のスーツをクリーニングに出したり、出張と称して海外へも出向いている話しを熱く語ります。
朝も出して夜もバッチリ!ってトコでしょうか。。。

「ほぼアウト!」なお二人にはそれぞれに連れ合いがいるのですが、誰が見たってフツーじゃない距離感に当人達は気づいていないご様子です。

日本の文化2人に誘われ、着いていった居酒屋では、幼馴染みがまるで奥さんのように振る舞っちゃうから、オカシラつきの見事な刺身に箸を伸ばすと、死んだ目をした新鮮な魚と目が合います。
場違いと言うか、なんともアホらしい空気感に2度とお誘いに着いていくことはありませんが、彼らの関係はココ1・2年の話しではなく、今も尚絶賛継続中です。
子どもにスポーツを教えたり、PTAや保護者会では立派なそれらしい発言もしていると、わざわざ報告してくれる人達もいて、ウワサは留まることなく拡大中のようです。

「好きにすればイイ・・・」

日本の文化それが私の答えなんですが、私の年頃のヤケドは治りにくそうですし、間違いなくアトも残りそうです。

時代が昭和なら「不倫経験はありますか?現在不倫してますか?」なんてワイドショーのインタビューに真面目に答える人がいたかどうかは不明ですが、「不倫中です」と答えちゃう人達が少なからず存在する現代では、ブームとはいえ番組を企画する方もする方ですが、無責任にアッケらかんと答えちゃう人達の神経も疑います。

日本の文化「メザシのアタマを食えないヤツァ、メザシを食う資格はねぇ!バカヤロー!
「はいはい、そのとおりでございます」

いつもの居酒屋で隣に座った年配のご夫婦の会話がホッとします。        



同じカテゴリー(独り言)の記事画像
26と753
オチチ
ワルイコト
規制
爾今
誕生日プレゼント
同じカテゴリー(独り言)の記事
 26と753 (2015-08-14 22:05)
 オチチ (2015-08-02 19:54)
 ワルイコト (2015-06-13 18:29)
 規制 (2015-06-10 19:48)
 爾今 (2015-06-09 17:57)
 誕生日プレゼント (2015-04-29 20:43)

Posted by Nori at 13:37│Comments(0)独り言
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。