2014年02月25日
冷たいヒト

電子レンジで7分「チン」するだけでナポリタンやミートソースパスタができあがってしまうという優れもので、大盛りシリーズというのも有り難い限りです。
日頃オフィスでコーヒーをガブガブとタダ飲みしていることにやっと気づいたらしく、1キロものコーヒー豆も一緒に届けてくれました。
「おいしかったらまた届けるね」と言って帰る友人に「オイシイに決まってるジャン!」と食べる前から口数の多い私をアンジーは好きじゃないらしいデス。

冷凍モンも即席麺も進化著しく、慣れてしまったと言えばそれまでですが、回転寿司もとってもおいしくいただいています。
炊きたてご飯から湯気の上がるホカホカ弁当も、1分ほどのチンで入手できるコンビニ弁当も、やはり「あたたかいご飯に勝るもの無し!」という前提にたった「当たり前」だと思いますが、電子レンジのなかった時代に育った私はあたたかくない「駅弁」が好きです。
冷めてしまった煮物もフライもそしてご飯さえも、「これがあたたかかったらなぁ。。。」と思うこともなくおいしくいただける体質のようです。

かといってわざわざ買いに行ってまで食べたい衝動にかられることはないのですが、東京出身のアンジーが里帰りする際には決まって駅弁がおみやげとなります。
私は幕の内弁当でイイのですが、アレもコレも食べたいアンジーは、なんだか変わった弁当を選んできます。
それが自分では決して選ばない弁当でも、好き嫌いのない私はもちろん有り難くおいしくいただきます。

煮物もおいしい釜平は、いくつもの大皿に違ったメニューが乗っていて、それを指差せば温め直したり、火にかけたりしてから出てきます。
イルカの煮物もそうですが、私は温めてもらわない方が好きです。
決して猫舌でもありませんし、それをヒモ解くには少々長くなりそうですが、たぶん中学生時代の冷たく固かった弁当がアノ時代の何にも変え難い楽しみでした。

ですからコンビニ弁当をチンしてもらうことはほぼありません。

ちょっと気の小さい人ならば、ホントはオニギリをふっくらとあっためて欲しくても言えずにいるのかも知れません。

でも、遠慮とか、手をワズラワセナイためとかじゃなく、冷たいままでいい人もいるってことを先日釜平の母さんとやり合ってきました。
Posted by Nori at 16:15│Comments(0)
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