2014年01月31日
善意と募金

やっぱりこの方が人間らしく生きれる気がします。
先の台風30号で大きな被害を受けたフィリピンに向けた義援金が2千万円ほどで、ユニセフを通し送られたとサザエさん募金なる成果が報告されていました。
その前には他局がドラえもん募金と称して、似たような金額を報告していました。

あの有名な「24時間テレビ」もそうですが、番組のために大掛かりなセットを組み、多くの有名人を出演させ、募金を呼び掛けるアノ番組で、集まった総額と実際に寄付された金額の関係はどこかで発表されているんでしょうか。

もちろん、何人もの新人アナウンサーが交代しながら読み上げるほどのたくさんのスポンサーが支えていることは、紛れもない事実なのですが、私達が知る由もないタレントの出演料や、Tシャツ代が経費となっているのであれば、この番組を通じ利益を上げている人達が存在しそうです。

「24時間テレビ」の企画は年間を通して引き続き募金を受け付けているようですが、番組が放送されている24時間(26時間?)に、そのほとんどが集中するとはいえ、1年間で15億円ほどの善意が集まっているようです。
しかしそれが募金総額なのか、経費が差し引かれた金額なのかは公表していないようです。

経費となっている部分を、タレントやスポンサーと称する人達が、全額持ち出しと言うのであればわからなくもありませんが、そんなことはないんでしょう。

私がボーイスカウトやカブスカウトに所属していた頃、貧しい国と呼ばれていた他国のチカラになろうと、街角に立って募金活動をしたことがあります。

「よく集めたな」と、大人たちから小遣いをもらうことはありません。
善意を集約する場所や組織が必要なことはわかります。
「24時間テレビ」も経費をかけてでも集まるオカネが、必要な人達の役に立つのなら、やらないよりはやった方がイイのかも知れません。
でもちょっとヘンな気がしました。
Posted by Nori at 10:49│Comments(0)
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