きせつのはるにたんぼのＴＡ

「栗をたくさんいただいちゃったので。。。」

栗ご飯の差し入れが届きました。
そういえば、先日海洋少年団のキャンプの冷やかしに山奥まで足を向けた際にも、あちこちに実る栗を見てきましたが、まだ青々していて、食べごろはもう少し先かなと思っていたのに、その道の人達のアイダではとっくに秋の味覚の流通は始まっていたようです。

柿の木にも実がついていたのでそんなものが出回るのも時間の問題でしょう。
今年は海温の影響で、さんまも不漁だとか言っていましたが、釜平あたりでも普通に食べれましたので、漏れ聞こえてくる情報ほど深刻なカンジではないのでしょうか。

「食欲の秋」「読書の秋」「芸術の秋」「行楽の秋」などと「秋」にはサブタイトルがついているのに、「キンチョーの夏」以外はそれぞれの季節にサブタイトルがついていないのはなぜなんでしょう。

「サザンの夏！」なんてのもありましたか。。。

季節を問わず、日本中ドコに居たってオイシイモノが食べられ、amazonに発注すれば翌日本が届いちゃう時代なのに、この季節になると決まって「秋ナスは嫁に食わすな」をはじめ、「女心と秋の空」「天高く馬肥ゆる秋」などと酔っぱらったオッサンが「それ言いたいだけだろ！」と思えるような溢れる知識をサンマをつまみながら言うのもこの時期だけです。

昼間も秋風が気持ちよくなり、オフィスの窓を開けることも多くなりました。

今年は暑過ぎたからなのか、カメムシもいつもほど発生していないので遠慮なく開けているのですが、ドコから来るのか秋風にのってオフィス内に入り込むコバエがチョイチョイ目につきます。
別に悪さをするわけでもありませんが、小さな黒い点がカラダの周りを行ったりきたり飛び回られるのは気になります。
近所の人も「ドコからくるのかねぇ。。。」と言っているので、近所中が被害にあっているのなら、我が家の生ゴミが原因ではなさそうです。
ハエなら雑誌片手に対決を挑むところですが、このコバエだけはナンとも面倒臭い生き物で、殺虫剤を散布しようが、しぶとくアタマのまわりでナンかやってます。
そうなれば、人間の科学をもってお引き取りいただこうと、「コバエがホイホイ」なる便利グッズを５００円も出して入手してきました。
ナンでも「止まり木」なる商品から突き出た部分が画期的な構造らしく、コバエがバンバン止まっちゃうらしいデス。
ニオイに誘われ、薬品にたどり着けばコバエは２度と秋空には飛び立てなくなる仕組みに、「これでストレスも解消だ」と、期待を膨らましデスクの横に設置すると、さすがにコバエを集めるだけあって、「生ゴミ」のようなニオイがします。

「オレがヤられちゃう。。。」

設置場所を変更するも、秋風がオフィスに吹込む度にほのかに香る生ゴミ臭。
生ゴミ臭のするオフィスを選ぶべきか、コバエのいない快適な空間を選ぶべきか。。。

悩むこと１週間。

「コバエがホイホイ」が捕獲退治したコバエは２匹。

中身の薬剤はどんどん減るのに、成果が２匹なら人間が生ゴミ臭に苦しみながら同じ部屋にいる必要もなく、窓を開け放ったオフィスに次々に現れるコバエとの戦いはしばらく続きそうなことを考えると、コバエに自由を与えることにしました。

コバエの発生場所がわかればいいのですが。。。