2013年08月29日

悪意なき法律違反

悪意なき法律違反自分の無知とはいえ、知らぬ間に法に触れていたようで、関係機関からそれなりの処分を受けてしまいました。
詳細は控えますが、誰かを傷つけたり、人のモノを盗むことばかりが法に触れるのではなく、私たちはあらゆる法にガンジガラメになっていて、時として「悪意もないまま」に、法を犯していることも無いとは言えないようです。
身近なところでは、自転車の飲酒運転も、ポイ捨ても、公道での立ち小便も座り小便も、小便より大きいものもそれに当たりますが、それらを実行して派手に逮捕された話しを聞いたこともなく、絵に書いたモチかと思いきや、おまわりさんに見つかれば、それなりの処分を受けるはずでしょう。

悪意なき法律違反立法府によって決定された法律の量は、私たちの想像を遥かに越え、それぞれには細かなルールが定められているので、敏腕弁護士と言えどもそのすべてを熟知することは指南のワザだと思われ、その解釈の仕方次第では、無罪にもまたその逆があっても不思議ではありません。
人間が作る文章の羅列ですから、人間が取り締まる時には多少なりとも「心」の影響がないとは言えず、立ち小便を見つかって即お縄!とは限りませんが、許されたのではなく、厳重な指導を受けたと解釈しないといけないようです。
スピード違反で捕まって「運が悪かった」ではなく、「事故を未然に防げた」とムリヤリ自身に言い聞かすアレと一緒です。

悪意なき法律違反「お代官さま!お許しくだせェ~!」と、時代劇のワンシーンで情状酌量の余地もないのに、一応言ってみるのも、「もしかしたら許してもらえるかも知れない」と思えばこそのセリフでしょう。

今回の一件で、処分に至るまでの約1ヶ月ほどの一連の流れの中で感じたのは、取り締まる側のルールが、私たちにわかるように伝えられていないことでした。

悪意なき法律違反国家機関である彼らはルールに則り、事務的に私を見つけることになり、私も自身の立場を素直に報告し、疑義に対し協力したつもりですが、人間生活を送っている中での安易な判断や、積極的に彼らのルールを勉強しなかったが故の「無知」は、「意図的」、「悪質」、「隠ぺい」、「仮装」などという怖い言葉に置き換えられ、法律で定められた第〇△条の規定により、処分の対象になる旨の通知が届けば、前科何犯とカウントされるような犯罪者の気持ちを経験することができますし、少なからず(臆病な私にとってはかなりでしたが)ダメージもあります。

悪意なき法律違反今回やり取りをした関係機関の方も、その時々で変更されるルールを熟知していないために、やり取りが一転二転する場面もあり、私たちの一般の世界ならお客さまとの信頼関係も揺らぐはずです。

カット打法の解釈に泣いた千葉くんと、心境は似ているのかも知れません。

私たちがお客さまとアポイントを取る際には「5分でも、10分でも」と相手の都合のいい日程に合わせた上で、できるだけお邪魔にならないお約束をするのが一般的だと思われますが、彼らにはそんな習慣はないらしく、「明日10時に1~2時間いいですか?」と、たっぷり絞る覚悟で予定を組んでいますし、来社すれば首からぶら下げた名札をチラッと見せ、当たり前のように1枚あたり数十円もするこちらの名刺をクレとねだります。

悪意なき法律違反悪意はないものの、こちらがご迷惑をお掛けしたのであれば素直に従いますが、「オカミ」と「平民」の間には大きな生きざまの差があるのかも知れません。
しかし、私たちが日常生活を送る中で、自身のモノサシによる常識と、先人や仲間から受け継いだモラルやマナーだけでは、知らない間に法律違反をしてしまう可能性は否めません。
国会議員の皆さんもいろいろ大変なのかも知れませんが、自分の顔を売るための政党ポスターや選挙ポスターにオカネをかけないで、私たちが生きる上でのルールブックを誰でも閲覧できるように図書館においたり、ネット配信したリ、希望者には販売できるように工夫してもらうことはできないものでしょうか。

聞くべきことさえわからない勉強不足と無知を全面的に認めた上で、アタマのいい皆さんには是非そんな知恵を絞っていただけないものかとお願いしたいです。

悪意なき法律違反政権が変わり、数年で高校無償化法が書き換えられるスピードでは、あらゆる法律を周知させることはムリなのでしょうか。
生徒手帳に書かれている校則ほどに、バカな私でも理解できるような文面にまとめてもらうのはもっとムリですね。

無知と引き換えになったものは、あまりにもバカバカしく、積極的な勉強を決意させるものとなりました。

悪意なき法律違反オフィスの下をパトカーの婦人警官がマイクを使って走っています。
「道路上に停めてあるクルマ!他のクルマの妨害になっています。速やかに移動しなさい!」
他にも言い方がありそうですが、低い声であんな言い方をする女性とは出逢いたくないものです。

国を相手にしたデリケートなエピソードなので、とっても遠慮気味に書いてみました。
ちなみに私はいつもと変わらずシャバにいますので。

追伸
皆さんがお読みになって感じる以上に私は猛省し、ヘコタレています。。。
支えてくれる仲間がいてくれてよかったです。



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Posted by Nori at 09:40│Comments(0)独り言
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