2012年12月28日

手羽、右で!

手羽、右で!鉛筆やお箸を持つのが利き腕、ボールを蹴る方が利き足、受話器をあてる方が利き耳などという表現をします。
どちらがどうだったか覚えていませんが、瞬間的に同じものを見ているはずの目も、利き目というものがあるようで、私の場合は文字を読む時には右目を使い、カタチを判断するのは左目のようです。
基本的には瞬間的のことなので、後を追うように反対側の目がついていき、それぞれの目の役割をサポートするのだと聞いたことがあります。
意識をすればどちらの目が文字を最初に見る役割を持っているかは、ご自身でもわかるはずです。

カメレオンの目が左右別々に動くことは広く知られていることですが、文字を読むことのない彼らにとっては、虫さえ見えれば利き目がどちらでも大きな問題ではないでしょう。

手羽、右で!釜平は相手にしてくれませんが、私が「手羽」を発注する際に優しく聞いてくれるお店があります。

そうです。アノ「くの字」に曲った鶏の「手羽」です。

居酒屋などで「手羽」を使った料理はたくさんあるんだと思います。
中でも焼き手羽や、手羽のカリカリ揚げなどというメニューがあった場合、3つ程度の手羽が並んで出てきます。

手羽、右で!ある日、串に刺さっていようが、皿に並んで出て来ようが、いつもコイツらは同じ向きであることに気づきました。
表現が難しいですが「巡」の「しんにょう」がないみたいに「く・く・く」と並んで出てくるのに「>・<・>」のように向きがバラバラで出てくることは、ほとんどないのです。
鶏の構造上、子どもが「汽車ポッポ遊び」をする時のようにヒジをちょっと曲げた状態でカラダにくっついているはずなので、当然、右手も左手も存在するはずです。

手羽、右で!居酒屋は仕入れる時に「えーっと、右30。左は15にしとくかな。(基本3の倍数)」って仕入れるの?と、「達磨」の大将だったかモッチーだったか、どっちかに聞いてみました。

ゲラゲラ笑いながら、左右両方一緒に袋に入っていることや、左右混ぜると串に刺しにくいこと、見た目の問題などを説明してくれました。


手羽、右で!「右が一本だけ多かったり、左が少なかったり考えたこともない」というので、「最後の最後に「<・<・>」みたいになるのは許せないだろ!」と食い付くと、「その頃には次のを頼んでますよ」と、新鮮なのと古いのが混同している場合もあるのだといいます。

おぉ~!、タバコをやめられない人みたいに、一生「手羽」を買い続けなければいけない「手羽サイクル」に巻き込まれて手羽中毒みたいな感じになっちゃうことも判明しました。

手羽、右で!あなどるなかれ、手羽。
居酒屋さんは「手羽」をメニューに加えた日から「恐怖の手羽サイクル」と闘っています。
鶏の「ムネ」より「モモ」の方が若干高級だとしたら、左手よりも、利き腕の「右手」の方がきっと高級に決まってると信じる私は、その日以来、「手羽、右手で!」と発注しています。
私にとって、右手は持ち易く食べ易いことも理由となっています。

豚足を発注する時も・・・

・・・モォいいですか。。。 

手羽、右で!こちら       



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Posted by Nori at 09:49│Comments(0)独り言
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