2012年09月24日
なつかしいトマト

かなり久々の訪問ですが、カボチャがどれほど大きくなっているのかもわからず、急ぐ旅でもないので、節約もかねて今回はコレンジ(小さなRANGE ROVER?)で季節を感じながら高速道路を使わずに、国道52号線を北上することにしてみました。
両脇を走り去る山々は、紅葉には程遠いものの、真夏の青々とした印象からは間違いなく紅葉の準備を始めている様子で、山梨県に入った頃には少し色付いている木もチラホラと見つけることができます。

キョホウやピオーネとともに聞いたこともないカタカナがいくつも並んでいましたが、きっと高級ぶどうに違いありません。
中部横断道や、第二東名の開通でずいぶん景色も変わっていました。ドコで間違えたのか、見覚えのない道を走り、ナビのついていないコレンジに揺られながら久しぶりに太陽の位置を確認しながらの旅になってしまいました。

「右へ」「左へ」とクルマがしゃべる時代で、何でも便利になってドンドン自分がバカになっていくような気もしますが、こんなふうにナビのついていないクルマで道に迷っていたりすると、人間力を試されているような気になり、ちょっと嬉しかったりします。

いつもより1時間近く余分に時間はかかりましたが、たまにはこんな旅も楽しいものです。
トンボが飛び交う畑に着き、カクさんに連絡すると、「来たか来たか」といつもの笑顔で登場し、収穫してくれたカボチャをクルマに積み込みます。
八ヶ岳の風はいつも裏切ることなく爽やかに心地よく吹いています。

数年前に始めた頃にはひとりでは持ちきれないほどに成長したのですが、最近はあまり大きくなりません。

気象条件が変われば作物にも影響が出てしまい、採れるはずのキノコが採れなくなったり、自分で作った農作物をメニューに入れて居酒屋を経営するカクさんにとっても、死活問題だと嘆きます。
畑の土を入れ換えたり、肥料を変えたりと、いろんな可能性を試してくれているのですが、結局のところカボチャがなぜ大きくなれないかはナゾのようです。
お店用に作っている農作物をいつものように「アレもコレも」とクルマに積んでくれて恐縮するばかりですが、高原野菜が美味しい町で採れた野菜を断る理由などあるはずもなく、「ぶどう狩り」ならぬ「野菜狩り」に汗を流すのでした。

当時のモノはもう少し青臭かったように覚えていますが、甘くなく実が厚い「トマトらしいトマト」です。
ワンパク小僧になって口から汁をたらしながら手をベタベタにして、高原のニオイを感じながら食べるトマトは格別でした。
優しい色のキレイな花を見つけ、「コレは?」と聞くと「オクラだよ」と。
オクラは好きでよく食べるのですが、まさか上に向かって生えているとはコレまた驚きです。






まだまだ知らないことだらけのワンパク小僧です。
名残惜しさを全面に出しながら同じ時間をかけ、清水に戻り、早速釜平の母さんにお裾分けをすると、採れたてのナスやピーマンをおいしく調理してくれました。
ぁ、釜平は10月から「おでん」始めます。野辺山から持ってきた大きな大根もギリギリ間に合うかもしれません。
さて、今年はどんなふうにカボチャを変身させますか。

Posted by Nori at 08:54│Comments(0)
│ぶらり旅