2015年06月09日
爾今

こういう席でお会いする先輩たちのお話の中には、時にビッグマウス過ぎてヤンなっちゃう事もなくはありませんが、そういう先輩たちとは不思議とそのうち会えなくなります。
今回お会いした先輩は、弟さんに公私に渡り可愛がっていただいているご縁があり、何度となくお会いしているウチに親しくさせていただいているのですが、完全に私のコトを思い出すまでには少々時間がかかるので、いつも取っ掛かりは「あの時コーだった」「そんな話しをしましたよね?」・・・と、思い出をひも解くところから始まるのが残念といえば残念なのですが、印象づけられない私の未熟さなんでしょう。

酔った席なので、モノゴトを思い出せない理由もアレコレともっともらしい言い訳で重ねますが、そんな話しの流れから本日のテーマに結びつく話しが展開されました。
「オレが好きな言葉の中にジコンって言葉がある・・・」
「え?ジコン・・・?」
「そうジコン・・・」

ワルいクセで、手元のスマホで「ジコン」の意味を調べつつ、酔って忘れないように「メモ」をします。
「爾今」
「難しい字じゃないですかぁ!書く事もできないのに好きな言葉にするなんてインチキじゃないですかぁ」
話しは常に脱線方向なのですが、書けなくても好きは好きらしいことを力説します。
【爾今・・・今からのち。以後。】

おっしゃっている事は要するに「過ぎた事をすべて受け入れ、経験を活かし今後の自分の成長に代える」と、憲法9条並の拡大解釈のようなのですが、白髪混じりで元気に酔っぱらった先輩のお言葉ならスッと心に落ち響きます。
会社や上司の愚痴を並べて呑む酒場もあるんでしょうが、「食べなさいよ」と炙った絶品メンタイコを私の方にそっとずらし、ニコニコ笑っている偉大なる先輩の横で呑む酒は、看板以上のウマさを感じます。
テレビや若者たちが作り出す意味のわからない言葉に眉を潜めざるを得ない時代ですが、先人の教えの中からあらためて自分の在り方を導きだされるそんな瞬間がたまらなく好きです。
少しの酒肴と少しの酒。。。
爾今、小さなシアワセをたくさん感じられたらいいです。
Posted by Nori at 17:57│Comments(0)
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