2014年11月17日

スカートめくり

スカートめくりつい先日、木枯らし1号が吹いたトカ・・・
最近では解散風も吹き始めたトカ。。。
朝の自転車散歩もまさかの8ヶ月目に突入し、冬のような寒さを体感しております。
友人がプレゼントしてくれた自転車用の手袋も重宝しています。
行き交う自転車の人達は肩もクチもスボめ、早くもシーハーしながら冬モードです。
枯れ葉を巻き上げ、吹き抜ける風にOLさんたちもスカートを押さえながら・・・
スカート・・・?押さえながら・・・?

スカートめくり「スカートめくり」・・・
その淫靡な響きに、どれほどの少年たちが惑わされ、年相応の妄想を巡らせたのか・・・。
その行動にどんな意味があったのかは全く覚えがありませんが、確かに私は「スカートめくり」をした経験があります。
スカートの中は、決してノーパンではないはずなのに、当時の自分も履いているようなパンツにどれほどの魅力があったのか、小学生だった私はバカな友人たちと一緒になって休み時間になればオンナの子たちを追いかけていたような気がします。

スカートめくり当時の少ない経験と知識からすれば、自分のカラダとは違う構造を思い浮かべながら、どうやってオチッコするんだろう?とか・・・いやいや、そんな発想さえない上に、鉛筆が転がっただけでもおもしろがってた少年たちにはナンの悪意もなく、本能のおもむくままに異性とのコミュニケーションを取るためのファーストステップとして必然的な行動だったはずだと弁護します。

今の時代なら、セクハラだとか不適切で過剰なわいせつ行為として、教育委員会や学校から「スカートめくり禁止令」が出されていそうですが、オエライさんたちにはこの「遊び」が少年少女にとってどれほど重要なものなのかなんて理解できないんでしょう。
とはいえ、かくゆう私もPTAの皆さんを前に、「スカートめくり」賛成論を声高に論じる勇気などあるはずもありませんが。。。

スカートめくり友人が女の子に話しかけ、気をひいている隙にウシロから攻撃するあざとい手法が最も効果的でしたが、声をかけるのが得意な友人は「いつもオレだけ見えない!」と、このプロジェクトの重要なキーマンながら「得るものがない!」ことに気づきます。
一方で、知恵のあるオンナの子たちは「必殺!ブルマー返し」で反撃することを思いつき、体育の時間になれば労せず拝むことができるブルマーに興味などあるわけもない少年たちは、どうやったらブルマーを引きずり降ろすことができるかと、眠れぬ夜を過ごします。
あくまでも、パンツごとではなく「ブルマーだけ」なのは大きな課題となりました。

スカートめくりお互いに不毛で(小学生だけに!)、無益な攻防だと気づけば、そんなやり取りは長くは続かず、一連の行動に終止符は打たれ、「大人の階段」は次なるステージに進んで行きます。

中学生になった頃には、先輩たちのご指南により、日本人じゃない大人の女性のハダカがワンさと載った雑誌と出会い・・・
先輩たちが登った階段を順番に追いかけて行きます。

見るものすべてが新しく新鮮だった多感な思春期とはいえ、その発想力や言動はそれなりで、世の親たちが心配するようなステージはまだまだ先だった時代です。
友人の家に泊まりに行くのも、メンバーにオンナの子が入っていたらダメだ!とか、今となってみればその心配も分からなくもありませんが、当時の私達にはそんなセクシーなアイデアがあるはずもなく、ただトランプをして、夜中まで話しているだけの事が「ナニが悪いのか?」と、なかなか実現しない外泊禁止令は理不尽極まりないものでした。
スカートめくりしかし、そんな親たちの暗黙の心配も含め、どうやったらオンナの子のパンツが見れるか?という単純な少年たちは、チョットだけの障害や、大人たちの口うるさいストップによって、歳を重ねるゴトに異性を意識するようになると、本来の本能の開花と共に、異性に対し、むやみにスカートをめくってはいけないことや、オンナの子と同じ屋根の下に一緒にいたり、寝ることの重要性を知りつつ、また理性という動物たちにはない能力も身についたような気がします。

スカートめくりこと、スカートめくりにおいては、バカバカしく見える行動ながら、目的を達成するための戦略や、相手の心理を読みつつ障害を乗り越えるためのチャレンジ精神が育まれるものだとしたら、それをフルカバーし、相当する学校の授業は見当たらないような気もします。
ましてやオンナの子を泣かしたり不快な思いをさせずに「遊び」の範囲を越えない高等技術が存在していれば、もはやそれは宇宙科学並みです。
木登りをして覚えた自分の限界や、危険な高さを知ることで大ケガを避けられる能力もそうですし、触ってはイケナイ虫も、刺されたりカブレたりして覚えました。

スカートめくりだからといって「スカートめくり」の復権を望んだり推進できる時代でもなく、ソレに代わるモノがナンなのかも分かりませんが、現代の大人たちが子どもたちから取り上げてしまったものの中には、成長時に必要な人間としての大事なものが含まれていたのかも知れません。

学校の先生が児童のスカートの中を盗撮したとか、イイ大人が少女にイカガワシイ行為をしたとか、それらが監禁殺人事件につながったりすることさえ珍しくなくなってしまいました。
女子高生を押し倒して下着を脱がし取る強引な大人は、きっと「スカートめくり」のナンたるかに触れずに育ってしまった人なのかも知れません。

スカートめくり「スカートめくり」を「一人前のオトコ」になるための「通過儀礼」と位置付けることは大胆過ぎるのかも知れませんが、世界に目を向ければ「性」を知るための通過儀礼も数多く存在する中、現代の人々の意識や社会構造の変化を背景に人権団体などによって廃止に向けた動きもあるようですが、昔から受け継がれて来たものを、本質を見ることなく、口先だけの正論によって封じ込めてしまうことはドコの国も一緒のようです。

スカートめくりネットの普及により、現代の子どもたちは私達が通って来た通過儀礼での困難や障害を感じることなく、難無く「衝動」を満足させることができる時代なのかも知れません。
少しだけクリックする努力を惜しまなければ、家出少女やオカネの欲しい少女たちに出会う場さえあからさまに用意されてしまっています。
モンローのポスターにハートをわしづかみにされた私は「スカートめくり」に淫靡な響きを感じる最後の世代なのかも知れません。
「シャネルの5番を着て寝ていた」というモンローのエピソードだけで、心躍るワカモノはどれほどいるんでしょう。。。

「風よ!吹けっ!!」  



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Posted by Nori at 18:09│Comments(2)独り言
この記事へのコメント
スカートめくり…健全に成長する中で大切な行動だったんですね◇
Posted by たくわん at 2014年11月18日 00:57
たくわんさん、こんばんは。
スカートめくりも、七年殺しも、縦笛のクチをしゃぶることも覗き見も、とても大事な通過儀礼です。
Posted by NoriNori at 2014年11月18日 18:53
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