2012年08月12日
秘策!人毛の術!

怪しい雲行きながら時折顔を出す陽射しはやはり夏。
どうこう言っても暑さを避ける事はできません。
ヒザ丈ほどに成長したサツマイモは、今のトコロ野生動物達の餌にはなっていない模様です。
しかし近々の情報だと、すでに隣接するワセのイモ畑がイノシシによるものと思われる被害で壊滅状態になっており、忍び寄る足音に警戒信号は点滅を開始しております。
昨年は収穫直前にイノシシによって全滅してしまい、収穫日当日に農家の皆さんの協力で集められた葉っぱ付きサツマイモを役員が植えるという、まさかの潮干狩り作戦で乗り切った反省を活かすべく、少年少女のイモ畑を死守する策が執行部によって練られていました。

検討された策の中には「オオカミのオシッコ」なるかなり効きそうなアイテムも登場しましたが、「田舎育ちのネオン街も知らないイノシシ」が、
そもそも私が小学生の頃、校歌の中で緑の丘と歌われた有度山では、イノシシや畑を食い荒らす野生動物の駆除のために散弾銃の発砲音が鳴り響き、山に入らないようにと学校からも厳重に注意されていました。
もう、遠い昔の記憶となりましたが、いつからか定期的だった発砲音も忘れてしまうほど、その音を聞く事もなくなりました。
山の大部分が住宅地となった事も、もしかしたら関係しているのかも知れません。

そのふもとには我が清水エスパルスの本拠地「アウスタ」もあり、なかなかリーグ優勝にアト1歩及ばないチームながら、街を挙げて大声援を送っています。
住宅地となった人間界の拡大で、一旦姿を消したと思われたイノシシたちは、どうやら日本平方面で身を潜めていたようですが、猟犬の訓練に住宅地付近まで連れて来られたイノシシが思わぬ繁殖をした場所こそ、農作物が山盛りある少年少女達の畑付近で、多くの農家の皆さんが作物を育てている場所だったという説が有力なようです。

おカネを払って食べる教育も、避妊や家族計画の知識もない彼らはやがて生息圏を広げつつ一帯を竜宮城と化し、私たちの畑ばかりでなく、1年を通して温暖な気候の中で育つ旬の食材を、人間より新鮮な状態で食べる事を覚えたようです。
イノシシの立場や環境も考えてあげなければなりませんが、やはり人間側の立場としては農作物を守らなければならない事情もあるわけで、少年少女達の畑もいよいよ具体的な守備体制を備える時期になったというわけです。

慣れない作業にしたたる汗も土を黒く濡らすほどですが、竹杭を支柱にして、イノシシ除けのネットが張られました。
土に触れるネットの部分はイノシシがくぐって入れないように、さらに竹で補強し、畑を外敵から守る作業はほぼ完了しました。

科学的根拠の一切ない秘策とのことですが、人間のカタチをした「かかし」に相応の効果があるように、天敵とされるオオカミのニオイを嫌がるように、人間のニオイに反応するのであればと、地域内の床屋さんにお願いして譲り受けた「誰かの毛」ゴミ袋1杯。

「オエーェ!オエェー!」「クッセェクッセェ!」と苦しむ子ども達。
いけるかもしれない!
私も首を突っ込みたくなる衝動を抑えきれずチャレンジ。

夏の風に乗って鼻に届くその不気味なニオイは、畑を守ってくれる予感がします。



科学的根拠ゼロ。
秋のヤキイモパーティーは実現するのか!?
結果はお知らせいたします。
同じ畑の隅っこではハロウィン用のジャンボカボチャも育っていました。
だいぶ大きくなっていて今年はうまく収穫できそうです。


Posted by Nori at 15:02│Comments(0)
│子どもたち