2012年07月05日
車屋ケンチャン

同級生のクルマ屋ケンチャンが(なぜでしょう、懐かしい響きを感じます。懐かしさを裏付ける画像も入手できましたが自粛します)オフィスに現れました。
いよいよムスメがクルマを買うことになり、私のオフィスが勝手に契約現場となったため、ムスメと待ち合わせるためです。
私のオフィスは地域活動の皆さんや、保険屋さんなどに時々こういう使われ方をします。
これまでは1台のクルマを、ママとムスメ1号・2号が、3人で共有していました。
私のクルマを使ってもらうこともありましたが、やはり不便さを払拭することができず、ついに巣立つコトを決意したようです。

中・高と、真っ黒になって続けた陸上部でも県の上位ランキングに名を列ねつつ、ヒザの故障で手術をしたこともありますが、リハビリのために10キロ離れた病院まで自転車で通うツワモノです。
間もなくロンドンオリンピックが始まります。
各地では聖火のタスキがロンドンを目指し、つながれていますが、10年ほど前の静岡国体では聖火ランナーにはなれなかったものの、随行ランナーとして大役を果たしてくれました。

中学生時代の常識テストでは「はじめチョロチョロ中ぱっぱ、赤子泣くともフタ取るな」とは?との問いに、「ふりかけのかけかた」と回答してしまうユニークさも持ち合わせています。
そんなムスメがコツコツ貯金し、クルマを買うのだと言うのです。
協力してあげられない歯がゆさもあり、さりとて助けてとも言って来ないムスメを頼もしくも感じ、複雑な心境です。
ここはクルマ屋ケンチャンに最善を尽くしていただくほかありません。

すでにカラーも決めていて、パンフレットを見せながら「どう?」なんて聞いてくれますが、反対したところで話しがややこしくなるのは目に見えています。ここは静観するに限ります。
「残金をローンにするから利息がかかります」と、なぜかケンチャンは敬語を使うのですが、「はぁ?意味ワカンナイし!」と、ケンチャンが頑張って絶対にどこにも負けない値引き額が、軽くブッ飛んでしまう利息。
タメグチと丁寧っぽいのが複雑に入り混じった不思議な言語を巧みに操りながら払いたくない様子。
終始一貫、丁寧な口調でガソリン代や駐車場代、保険や税金のコトを伝えるケンチャンに「それじゃぁ、買えない!」と、まさかの展開。


合計金額の端数を切る切らないの話しにまで発展していったようです。
私が知っているいつものケンチャンとは別人のような丁寧な低姿勢ぶりは、クルマが売れないと云われる時代を象徴しているようでした。

「えー!?忙しいしっ!」
「住所にはフリガナをふってください」
「424も?」
「カードはお持ちですか?」
「ツタヤのなら」

「クルマが届く日だよ」と、ほとんどの部分を省略して教えてあげました。
クルマ屋ケンチャンがグッタリしながら帰った直後、お昼を知らせる街のチャイムとおなかの時計が響き渡っていました。
「私も忙しいのよ!」と、帰っていったムスメのアドバイスに従い、ケータイショップで契約プランの見直しをしてきました。

なぜ、こちらから申告しないと安くならないのかだけは、わかりませんでした。安くなることに文句を言う人がいるのでしょうか?
まだまだ結婚はしないと宣言するガッチリシッカリなムスメは、かなり上手に社会に順応していると思いました。

「とどのつまり、水漏れを直します!」ってコトじゃないよ。
「ズバリ!水漏れ直します!」ってコトでもないよ。
そういう素朴な面を伸ばしつつ、今後の更なるご活躍に期待します。
Posted by Nori at 09:43│Comments(0)
│子どもたち