2012年10月16日

発想の転換

発想の転換夏の終わりに秋の訪れを知らせてくれていた秋虫たちが、寒過ぎるせいか「子守唄」になってくれません。
彼らが鳴くのは、ナワバリの主張や、求愛行動でパートナーを呼ぶためだと記憶していますが、ナワバリ争いを止め、みんながわざわざパートナーを呼び寄せる事なく仲良くイチャイチャ添い寝をしているとすれば、来年は空前のベビーブームとなるのかも知れません。

よくよく耳をすませば、違う声がアチらコチらから聞こえたりするのでしょうか?シモネタじゃねぇかッ!!
発想の転換
寒さが厳しいと「鳴き」がワルイと言う話しも聞いた事がありますので、そうなると初の越冬を体験する車屋ケンチャンのハチたちも心配になります。

虫の世界もたいへんなようですが、まだまだ本格的な冬を前に、越冬準備に余念のないマジメな虫たちもいるようです。

発想の転換アンジーは家の中をシルクロードの旅人たちのように1列に並んで行進しているアリを見つけたと言います。
私も幼少の頃には「アリが来るからボロボロこぼさないで!」「お菓子は吸いながら食べなさい!」と母によく怒られていました。
未だにそのクセが抜けなくて、見方によっては見苦しい食べ方になってしまいますが、「スズメ百まで踊り忘れず」です。

アンジーのムスコくんたちは大きいので「食べカス」にアリたちが集まっていると言う事もなさそうですが(いやいや、アイツならアリだけにアリかも)、話しを聞けばどうやらキッチンの裏側に行進は向かっているようです。

発想の転換世の中には「アリの巣コロリ」なる巣に持ち帰った成分で巣ごとまるごと撃退!なんて逸材や捕獲グッズに加え、短気なあなたに「強力スプレー」だって星の数ほどあります。
ちっちゃなムシでもコワイあなたは「掃除機」で吸っちゃいましょう!と先日テレビで放送もしていました。
家の中を無断で歩くアリ隊への対策はいくらでもありそうですが、江戸で生まれたアンジーはさすがに違います。

発想の転換手が届かず掃除ができない場所に落ちてしまったアリたちの餌となるものを、彼らはその習性と小さなカラダを活かし、家の外に運び出してくれているのだと言います。決して家の中を散らかす事なく文句も言わず片付けてくれていると言うのです。
発想の転換
世の中に存在するグッズを使って、退治または排除してしまったら手の届かない場所に落ちている有機物は自然界の掟に従い土に還る過程で、時にはイヤなニオイを出したりしますから、アリたちによって運び出してもらえる現象はむしろありがたいことなのかもしれません。
今回の場合、アンジーが見つけられなかったものをアリたちが発見し、運び出してくれているのですから何一つ文句はありません。

そうなるとナゼ撃退グッズが必要なのかもわからなくなり、また眠れなくなりそうです。

ちなみにアンジーは、「確かにアリたちはアリの巣コロリからナンだか運ぶんだよねぇ!だけどそんなのマドロッこしくて待ってランないのよ!今食ってるペロペロキャンディを巣の横に置いてみ!アイツら全員一気に家から出てくから!家の周りにアメ玉置いときゃいいんだよっ!」ともおっしゃっていました。



      



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