2012年09月11日
薔薇のクリチャン

今後も度々登場する予定なので紹介させていただきます。
クリチャンは4つ上の先輩で、母校の先輩でもあり、イケヤさんの親友です。
その言動からは想像がつきませんが、バラ生産農家として全国でもトップレベルの生産量と言われる清水のバラ業界を支える一人です。

クリチャンを語る時、お酒抜きでは語れません。
数々の伝説はお酒の席で生まれるのが基本です。
自身でもリミッター付きと言うように、一定量を呑み終わると突然スイッチが切れ、誰かの問いかけにうなづくパワーだけを残し、すべての機能を停止し、寝てしまいます。

「代行を呼ぶヒト~?」と誰かが言うと、手をしっかり挙げちゃいます。代行が到着し、店を出ると「自転車だった。。。」と言い、代行さんに謝ることになります。
みんなは代行さんに「何とかチャリの二人乗りで送り届けていただけませんか?」とお願いしてみるのですが、今まで一度たりとも実現には至っておりません。

昨晩、私はクリチャンと一緒に呑んではいません。農家がNO CAR!と、言わなくてもいいダジャレを言わされケガをします。
昨年夏、静岡を襲った大きな地震の時も一緒に呑んでいましたが、「みんな大丈夫か!?」と、立ち上がってほかのお客さんの心配までしたクセに、1週間ほど経って「なんか大きい地震あった?」と言い出します。
血も出します。
背もたれのナイ椅子のバーでは、そのままウシロにひっくり返り、奇跡的にソコにあった暖炉用のマキにアタマから突っ込み、店中のオシボリを真っ赤に染めながらも、「救急車は必要ない!」と男気を見せて帰るのですが、翌朝、「アタマから枕が離れないけど、なんかあった?」と最強です。

30分経っても全然来ないので、「どーした?」と電話をすると、「3回も転んだ」と、自転車で移動していることが判明します。
オフィスまでは5分程度のところまで来ていることを確認し、「気をつけておいでよ」とさらに待つこと30分。「どーした?」と電話をすると、「やっとウチに到着した!」とご帰還されています。


血だらけになっての登場で、「とりあえずいっぱい」ではなく、「サッサと治療」から始まるあたりはさすがにクリチャンです。
「富士山の頂上でカップラーメンを食べてみようゼ!」と、やっとの思いで着いた頂上で、重い思いをして運び、せっかく湧かしたお湯をひっくり返してしまいます。

この人を見ていると、奇跡って起こせるもんなんだといつも思います。
来たる11月には「青木ヶ原樹海を探検しよう!」ツアーなるものを企画しているようで、斬新な発想力と行動力にはいつも感心しています。
創出し続ける奇跡の数々は、成長なのか?、衰えなのか?考えるだけ無駄ですが、不死鳥相手に、まだまだ楽しめそうです。
Posted by Nori at 08:55│Comments(0)
│ゆかいな仲間たち
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