2014年01月13日

七中卒業生成人の会

七中卒業生成人の会ガッチガチの筋肉痛です。ホント情けないです。

昨日、「清水第7中学校卒業生 成人の会」が開催されました。

昨年から市内成人式の一元化を理由に、それまで10年近く続けてきた学区単位などの地域開催型の成人式が取り止められていました。

地域開催型を支えてきた地域の大人たちも、当事者となる成人諸君からも残念な声があがっていましたが、昨年はとうとう「地域による成人式」は開催することはできませんでした。

七中卒業生成人の会なんとか復活させたい大人たちと子どもたち(今年の成人諸君)が、昨年の3月から「地域開催型の成人式の復活」を目指し、プロジェクトを立ち上げるも、一旦行政や連合自治会が決めたことをひっくり返すことは想像以上に困難で、会場となる彼らの学び舎の体育館を借りるだけのコトに多くの大人が関わり、あの手この手で関係者を説得するも、色好い返事にはたどり着けませんでした。
学区内の成人が地域の大人を頼り、私達も彼らの声に応えたいと言う「町づくり」の本質的な部分のようなものが、大人たちのシガラミによりナゼか(ホントにナゼかです)実現を阻まれ、誰に話しても「いいジャン、やろうよ!」という内容なのに、立場のある?責任者の段階で、NOを突きつけられます。

七中卒業生成人の会いつまでたってもYESが出ないことに、子どもたちもイラ立ち始め、体育館が貸してもらえない明確な理由がないまま10月になると、「そろそろ他の会場を抑えないと間に合いません!」と、あきらめムードの気配も出始めた頃、紆余曲折を経てようやく貸してもらえる判断が出ました。
それでもナニかキモチよくできない雰囲気は少なからず残り、協力してくれるはずの大人たちも、連合自治会の傘下組織にいるために、あからさまに協力できないナンとも不思議な状況が続いていました。

七中卒業生成人の会ハタチといっても、そこはまだまだ子ども。
このビミョーな雰囲気をドコまで理解したのか、「開催するためのお約束」をバカバカしすぎるほど、マジメに考え、やってはいけないことや、当日のドレスコードまでキッチリ決めちゃうのでした。
七中卒業生成人の会当然彼らの中には、「式」を無事に成功させることに加え、次の代への悪い影響を残さないことなんかがあったんだと思いますが、体育館の借用を許可した大人たちに「釘」を刺されれば、一字一句受け止め、ルール化していきます。

許諾者が誰とは書けませんが、今回の開催は特例で、「地域開催型成人式の復活」の第一歩となるような言動を慎みなさい・・・来年もできると思うな・・・、あまり公にならないように・・・、「成人式」という言葉は使ってはイケナイ・・・、あくまでも主催者は子どもたちで、地域の大人たちの協力は最小限に・・・、自治会関係者や議員などの来賓は呼ぶな・・・、もっと言っちゃえば、秘密裏に開催しろと言わんばかりの言動に、協力を辞退した大人たちも少なくありません。

七中卒業生成人の会もしかしたら、私がこうして投稿していることもルール違反になってしまうのかも知れません。

そんなふうに「釘」を刺された成人たちは、「七中卒業生 成人の会」と名付け(許諾済みです)、準備を進めてきました。

大人たちは目立たぬよう密かに協力をしてきました。

七中卒業生成人の会会場にシートを引いたり椅子を並べたりする協力者の目星もついていて、数名の協力者が「成人の会」2日前に一斉に声をかけ、30名ほどの大人が協力してくれることになりました。
ドコで聞き付けたか、新聞社の取材要請なんかもありましたが、鉄のルールに則り、お断りしました。
ナンダカンダ言いながらも、その日は来るわけで、午前中に行った会場準備には多くの成人たちも参加し、予算もない手作り感満載の会場が出来上がりました。

午後からの「成人の会」には当初参加予定数とされていた人数を上回る131人もの成人が集まり、当時の先生たちも校長先生以下9名が参加してくれて、想像以上の立派な「会」となりました。
司会や裏方を引き受けてくれた青年団諸君も、未来の団員たちとのつながりを喜んでくれていました。
彼らのファインプレーで、グダグダになったかもしれない「会」も引き締まりました。
私も母校の校歌が歌える喜びを味合わせていただきました。

七中卒業生成人の会最後は成人全員で、会場の片づけをしました。
恩師も巻き込まれ、みんなで片付けました。
予定よりも1時間ほど長引いたのも、「会」がうまくいったからなんだと思います。
その夜、2次会に移動した「成人の会」実行委員諸君からたくさんの御礼のメッセージをもらいました。
近日、一緒に呑んでくれるんだそうです。
地域の子どもたちと繋がれる・・・そんなすばらしい「会」なんですけどね。。。
「来年のコトは言わない約束」ですが、この素晴らしい「会」のことが許諾者たちの耳に入り、町をあげての「成人式」が開催されることを望みます。

と、言うワケで、体育館を行ったり来たり、階段を昇ったり降りたり・・・。
ちゃんと明日でも明後日でもなく、翌日に筋肉痛になっています。



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Posted by Nori at 19:14│Comments(2)独り言
この記事へのコメント
お疲れ様でした&良かったですね。
かたづけの方は、所用で参加できませんでした。
このような催しが・・本来の成人・・式なのかもしれませんね・・。
作り上げた方や参加された方もそのように感じているのではないでしょうか?
大きな大きな拍手を送りたい気持ちです。(パチパチ)
Posted by なかじ at 2014年01月14日 11:43
なかじさん、こんにちは。
突然の申し出に、当日の準備もありがとうございました。
私もバタバタしてしまいご挨拶もろくにできず、失礼してしまいました。
あんなに大勢のオトナたちが協力してくれて感激です。成人たちも有度のオトナ、すげぇー!って感動してました。
皆さんには本当に感謝です。
本来であれば、大々的に皆さんにも「会」に参加していただくべきだったのですが、なんともビミョーな空気が払拭しきれず、これまた失礼してしまいました。
いつもの成人式のような「エライ来賓」もいない、当時の先生と成人だけの「会」は、ともすると「同窓会」のようなものになってしまわないかと心配もしていましたが、想像以上にちゃんとしていて、飛び入りの「青年の主張」もイケてました。
成人たちが作り上げた「成人の会」は、本当に立派でした。
恩師も交えての全員での片付けは圧巻でしたよ。ちょっとウルウルしてしまいました。
あえて、ブツブツ独り言を書く必要もありませんが、皆さんの声が理解に変わり、堂々と有度の成人たちが、学び舎で祝い合い、私たちも祝える「会」になってくれるものと信じたいです。
本当にご支援ありがとうございました。
Posted by NoriNori at 2014年01月14日 12:05
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