2012年12月13日

イッピョウの重み

イッピョウの重みさっきのことも覚えていられないし、ましてや未来の予定などわかるはずもない私は、たぶんバタバタしているであろう日曜日に備えて、衆院選の「期日前投票」に行って参りました。

本来であれば「投票日」に投票することが望まれるのでしょうが、トンネルを通る予定はないものの、どんなに気をつけていてもその日に生きていられる保証すらない時代に、投票先が決まったのであれば先に済ませてしまおうと言うことで、区役所に向かいました。


イッピョウの重み日本海側に大きな寒気が居座り、ここ何日間か凍死するかも・・・と言う寒さの中、暖房をつけているわけでもないのに「寝汗」をかいている私は、温度差による「結露」と位置付け、「動悸」が続けば「コイワズライ」とポジティブに過ごしておりますが、国民の義務を果たすために訪れる区役所までの師走の道中で、急に始めた工事の数々にイラ立ちながら渋滞している道路で、突っ込まれそうになりながら向かいます。

イッピョウの重みやっぱり時節柄なのでしょうか、区役所の駐車場も満車で、駐車場に続く道路には長いクルマの列ができていました。

思うほど待つことなく駐車場に入ることができましたが、どうやら期日前投票の来所者による混雑のようで、区役所内に設置された仮設投票所もなかなかの混み具合です。

ずいぶん昔に同様の期日前投票に行った時には、投票日に投票できない理由を証明できるものや書類が必要だったような気もするのですが、簡素化されたのか、氏名・住所・生年月日を書き込むだけです。
隣で付き添う担当のお姉さんが、書き込んだ用紙を確認すると、「理由にシルシをつけてください」と、用意された4つほどある理由の中から最も近い理由を探していると「どれでもいいですよ」と、かなり簡素化されていました。
パーテーションで仕切られた仮投票所に入ると、段取りよく移動でき、混み合っているように見えたロビーの印象はなくスムーズに進めます。

イッピョウの重み小選挙区の投票が終わると「比例」と「最高裁判所裁判官国民審査」の投票です。
「比例」は、「政党名をお書きください」と指示がありましたが、「最高裁判所裁判官国民審査」は特に注意事項はありませんでした。
例の「辞めさせたい裁判官選び」です。

「辞めさせたいための情報」はないものだとばかり思っていましたので、何の意味があるのか?とか、無責任な選挙だと思っていましたが、裁判官が関わった裁判や判決内容などが新聞などで公表されているらしい・・・とアンジーが教えてくれました。
新聞を取っていない私は、その情報にたどり着くことができません。

公職選挙法で立候補者がネット上で選挙活動をすることは制限されているようですが、「最高裁判所裁判官国民審査」もそうなのか?と、探してみればなかなか上手に見つからないものの、ヒットしたサイトを流し読みしてみると、これまでに罷免されてしまった裁判官はいない模様です。
イッピョウの重み×以外のシルシをつけたら無効票で、それがマルでも黒枠でもいけないそうです。有効票が一定の基準を満たさないと審査自体が無効となり、裁判官を辞めさせるのは、なかなか難しそうだと言うこともわかりました。
仮投票所の係のオジサンも、そのあたりを熟知された方かどうかはわかりませんが、せめて「×以外の記号を書いてはいけません」くらいのアドバイスはくれてもいいんじゃないかと思いました。

投票用紙には確かに小さな文字で注意書きはありましたし、投票所内には同内容を示す注意事項も表示されているのだとは言いますが。。。

イッピョウの重み「誠に遺憾です」と言えば、許された気にでもなるのでしょうが、容疑者が留置場で自殺できてしまったり、警察官がスカートの中を盗撮したり、官房長官が「早く打ち上げてくれればいいのに・・・」と言ったと思ったら、もう打ち上げられていたなんて報道がされてしまうと、責任を取らない偉い人達に振り回され、そのどれもに税金が使われていることをなぜ国民は許すことができるのか不思議でなりません。
私が停学になった理由に比べれば、はるかに大きな問題が見逃されているように見えます。私はどんなに謝っても見逃してもらえませんでした。

イッピョウの重み多くの人がダマされたと言っている政権党も、国政も外交もメチャクチャにしたかのように報道されながら、それを忘れたかのように、選挙カーの上でマイクを握っています。
「国民を裏切っちゃったんだから解党しようよ」と言う当たり前の議員さんは一人もいないばかりか、鞍替えをしたり、「イチから出直しさせてください」とまだヤル気です。

一般の企業ならそうはいきません。

私の選挙区では4つの党から4人が立候補しています。
「決められない政権」などと言いますが、決めることができても責任を取らなくていい政権を求めているわけでもありません。
どこかのマニフェストに書いてあった「責任ある政治」という言葉も、マニフェスト制作委員会の方たちだけで並べた耳障りのよい言葉ではないことを願うばかりです。

そういう意味も込め、投じた1票が生きてくれるといいと思います。  




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Posted by Nori at 09:22│Comments(0)独り言
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