2012年08月04日

八日目のセミ発見

八日目のセミ発見一説によると、セミが七日しか生きられないというのは俗説で、一部のセミの寿命をとらえて広まった話しだと聞きました。
ずっと七日説で生きてきてしまったので、今さら10日?いや、もっとかもしれないと言われてもピンと来ませんが。
オフィスのベランダに遂に力尽きたセミの亡きがらを見つけました。
今年初。
毎年、何匹かが旅立ちの場としてベランダを選んでくれますが、夏の風物詩と言えるほどのセミシグレから想像すれば、道路のあちこちにバタバタと旅立ちを向かえた八日目のセミを見つける事ができそうです。
しかしそんな事は長い人生の中で一度もありません。


八日目のセミ発見今鳴いているセミが何日目のセミかを調べる術もありませんが、幼稚園の森に集まるセミの数だって相当数だと感じていましたが、間違った認識だったのでしょうか。

少年時代を無理矢理思い出してみますと、そういえば1本の木で子ども達の好奇心の餌食になるのはせいぜい数匹。


八日目のセミ発見祖父母の家の近くの神社では虫カゴに潮干狩りのアサリのように捕った記憶がありますが、それでも1人あたり50匹なんて捕まえたとも思えません。

いったいどれほどのセミが夏の風景をつくっているのでしょうか。

お天気オネェさんの後ろで鳴いているセミ。

愛知の方ではシャイシャイシャイと恥ずかしがらずに、安定したセミらしさを全面に出して鳴くセミ。

八日目のセミ発見昨日訪ねたオフィスでは、網戸にとまり、「ここにいます」と私たちに向かって主張するセミ。

ドコに行っても聞こえるセミシグレは、どのくらいの数で構成されているのか。

謎の大量死事件みたいなものもないし、ネコのようにひっそり旅立っていくとも思えません。

八日目のセミ発見センパイのイデッチはセミシグレが夏らしくて好きだと言いますが、私は案外少数のセミにイラつかされてるのかも知れません。



八日目のセミ発見頑張れ!チビッコ諸君!
大いなる好奇心を封印するなかれ。






追伸
セミもネコも人間も・・・
この世に授かった命。
自分の予定通りに終われない。。。です。
命のはかなさを感じた一日でした。
大切な人が旅立ちました。
心を込めて合掌します。

八日目の蝉。
あなたが生きた世界はステキでしたか?      



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Posted by Nori at 07:52│Comments(2)独り言
この記事へのコメント
初めまして。
知り合いに「このブログ面白いよ」と聞いて拝見させて頂きました。

感想は「視点、感性が面白い」「書かれている方と是非お話してみたい」と興味をソソられる内容でした。

余りの感動に思わずコメントしてしまいました。

これから毎日楽しみにしています。
Posted by 星空 at 2012年08月05日 11:03
星空さん、はじめまして。
感動・・・なんて恐縮です。
あきらめることなくお付き合いいただければ幸いです。ありがとうございます。
Posted by Nori at 2012年08月05日 12:14
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