きせつのはるにたんぼのＴＡ

ウチの子は「神童」じゃないかと言われた幼少の頃・・・。いやいやそんなわけありません。
世の中には「神童」という言葉が存在するのにウチの子は・・・確かそんな風に言われていたような。。。

奇跡も起きずにこのありさまです。

こんな田舎町でも、近所には文武両道で、優秀なご学友も居たワケで、「末は博士か大臣か」なんてウチの両親は他人様の子を、私達兄弟の前で折に触れ大袈裟に誉めていました。

そんな環境下ではそりゃぁ、伸びるモンも伸びないワケで・・・。
子どもは誉めて伸ばしましょうって時代でもなかったのでしょうが、私達兄弟の屈辱感や劣等感は人並み以上に伸びてしまいました。
今の子は・・・ホント最近この言葉をよく使うようになりました。
今の子ども達が思い描く将来の夢（なりたい職業）ってどんなだろう？と、ちょっとググってみると、サッカー選手とか、パティシエ・・・と、なんとも夢らしい夢が上位にランクインしているのですが、公務員・医師・薬剤師などと答えちゃう子ども達もいるようで、サラリーマンなんていうのもランクインしていました。

かろうじて「政治家」と答える子もいますが、「博士」も「大臣」も見当たりません。

「うちわ」や「カレンダー」を知らない大臣や、大金の収支も含め「ワタシ、よくわかりません」って大臣を朝からテレビで見せられれば、大臣って「無能」なの？という子は居ても、なりたい職業にならないのは言わずもがなです。
法務大臣が刑事告発され、偉い人たちの間では「初の女性総理候補」なんて言われている人が、よくわからないまま何期も当選しちゃう日本です。
口を滑らせて更迭されちゃう大臣や、相手の指を２～３本握って失職しちゃう大臣なんかもいました。

しかし、いつも不思議なのは大臣になった途端、ちゃんとスキャンダルが出てくることです。
「うちわ」にしろ、「観劇」にしろ、報道によれば数年前から先生方はやっちゃっていたわけで、忙しいはずの国会議員の皆さんが、血眼になってスキャンダルを探し回っているとは思えません。
議会中のこのタイミングで、鬼の首でも取ったかのように「コレなんですか？」と高々と「うちわ」を掲げ、「うちわのようなカタチをした・・・」なんてスットボけたやり取りが、有権者の指示を得られると思ってるんでしょうか。
て、言うより、そんな話しはわかった段階で直接「ダメだよ」って教えてやれよ！って感じですが、大の大人が国会中継で陰湿極まりない潰し合いで醜態をさらしています。

野党の先生方が重箱の隅をつつく時間があるほどヒマぶッコイているんだとしたら、早いトコ定数削減の話しを進めてもらいたい限りです。
まさかとは思いますが、野党の皆さんは週刊誌記者だか情報屋だかから高額でスキャンダルを買い取ったりしていないんでしょうねぇ。。。

それとも全員クロなんでしょうか。。。

そもそも収支報告書だって、誰が受け取るのか提出義務があるのであれば、受け取った人は、おかしな点を指摘することはないんでしょうか。
公職選挙法に触れるような「罪」と背中合わせの書類が何年もの間、看過されているんだとしたらオソマツな限りです。

ソーリらしからぬ鳩山さんは博士の学位を持ちつつ、大臣にもなりました。
オボカタちゃんも不正行為は認定されたものの、学位剥奪は逃れたみたいです。

もしかしたら私達が思っているより簡単な仕事なのかも知れません。

今頃、辞任パーティー？

離れでスキヤキですか？