2013年03月30日

炒飯ヤサイ抜き

炒飯ヤサイ抜きブログを見て私が眠れていないことを心配したヨーイチがDVDを届けに来てくれました。
洋画・邦画に加え、タイトルの中には刺激的なモノもあって、果たして無事に寝付くことができるのか不安になりますが、カラダのコトを心配してくれる友人がいることはシアワセですし、頼もしい限りです。
話しの尽きないヨーイチは、土曜の朝から分刻みで仕事をしている私を休憩させてくれる役割も担ってくれていて、彼にとって休日の今日は、「な~ンもやることナイから」と、2軒ほどの納品にもなぜか同行してくれて、道中の私を笑わせてくれます。

炒飯ヤサイ抜き孫も生まれてさぞネコ可愛がりをしているのかと思いきや、「半年も経ったのに、喋りゃぁしないし、歩きもしない!」と、喋るし、運転もできて酒も呑める私を訪ねてくれています。
知識も話題も豊富なヨーイチですが、高校時代から変わっていないことがひとつだけあります。
食べられないものも豊富にあるのです。

炒飯ヤサイ抜きさすがに孫も生まれりゃぁ「示しがつかないジャン」と、今後の成長に期待をしますが、食べられないものがあっても困ることはない!とブレません。
吉野家の紅ショウガは食べられるのに、寿司屋のガリや葉ショウガは食べられません。
野菜全般がNGなのは有名な話しで、若い頃チャーハンに万遍なく混ざり込んだ具材を選り分けるワザは見事なほどでしたが、一緒のテーブルにいる私にとってその光景は決してキモチのイイモノではありませんでした。
炒飯ヤサイ抜き本日、キノコ類もダメなことが新たに判明し、スキヤキでシラタキに絡みこんだシメジをシャブシャブのように鍋の中で、洗い落とすのだというクダリは本日一番のキモチ悪さでした。

ワカメやナマコ酢のようにヌメヌメしたものがダメだとなると、このオトコは一体何を食べているのかと心配にもなりますが、かつて「食べる作業が面倒臭い」と言っていたコトを思い出せば、並外れた「食」に関する無関心さ故に「腹にたまればイイ主義」を貫けるのかと腑に落ちました。

炒飯ヤサイ抜き先日、ヒマラヤだったか、永久表土の山中で氷漬けになった5000年ほど前のミイラが発見されたドキュメンタリー番組をテレビで観ました。
「アイスマン」と名付けられた遺体は、保存状態もよく、皮膚や内臓なども劣化はあるものの、これまで美術館で見てきたどのミイラよりもナマナマしく美しいミイラが解剖されると、胃の中から当時の食生活を裏付けるモノが見つかりました。

炒飯ヤサイ抜き小麦をすり潰し、練って焼いた痕跡や、肉を焼くだけでなく、どうやら香草系のハーブの類を一緒に食べていた可能性があると言っていました。
解説者は、延命のために「食べる」と思われていたその時代の民族は、すでに「味」をつけてオイシク「食べる能力」を身につけていたと説明していました。
考えたこともありませんでしたが、動物たちは「味わう」のではなく、「腹を満たし延命するためだけ」に「食べる」らしいことがわかると、確かに毎日毎日草食動物を追い掛けるライオンが、たまにはカツオのタタキが食べたいとか、今夜は肉じゃがにしてくれないか?とオクサマを困らせることもなさそうです。

炒飯ヤサイ抜きさすがにヨーイチは味のついたもののオイシサやプリプリしてておいしいアサリの食感もわかるようなので、私たちと似たような進化は果たしているようですが、食べるモノがかなり絞り込まれた「好き嫌い」の話しを聞いていて「コイツ、アイスマンと似てる」と思いました。
先日投稿した「いぶりがっこ」なんてトンでもないんだそうです。

ありとあらゆるオイシイモノが食べられないヨーイチを前に、幼少の頃、「テーブルの上にあるもので食べられないものはない!」と言う母に、うっかり「キライ。。。」なんて言おうものなら、涼しい顔をして次の日も、またその次の日も「オナカが空いたら食べたくなる作戦」を徹底して遂行した母に感謝しています。

炒飯ヤサイ抜き「テーブルの上にあるもので食べられないものはない!」という教えの擦り込まれた私は、旅行先でテーブルを賑やかす「舟盛り」の刺身の間に飾ってあった菊の花を食べて仲居さんに驚かれた経験があります。       



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